6月よりWii Uの本体ラインナップが変更。プレミアムセットが標準に?
ベーシックセットは近日生産終了予定
6月以降、Wii Uの本体ラインナップに変更があるようです。任天堂のWii U公式サイトにあります「本体ラインナップ」のページによりますと、データ保存容量が多い(32GB)「Wii Uプレミアムセット(Shiro)」の単品での販売が6月より再開されます。
一方、データ保存容量が8GBの基本セット「Wii Uベーシックセット」が、近日生産終了予定となっています。
なお、数量限定となっています「Wii U マリオカート8セット(Shiro)」に関しては、引き続き販売されます。
それぞれのメーカー希望小売価格(税別)は、以下のようになっています。なお、税込価格は、こちらで計算したものです。
- Wii U マリオカート8セット……32,800円(税込35,424円)
- Wii U プレミアムセット……30,000円(税込32,400円)
- Wii U ベーシックセット……25,000円(税込27,000円)
プレミアムセットが実質的に標準のパッケージに?
このラインナップ変更で、プレミアムセットが実質的にWii Uにおける標準のパッケージに位置することになりそうです。
プレミアムセットでは、ベーシックセットと比べ、Wii U本体のデータ保存容量が大きくなっています。また、Wii U本体のスタンドがセットに含まれています。性能など、それ以外の部分は同じです。
ベーシックセットのデータ保存容量は少ない
個人的にはベーシックセットにおけるデータ保存容量が8GBというのは、少ないと感じていました。実は、Wii Uのシステム部分でもこの容量は使われるため、実際に使用できるのは約3GBと、さらに少ないのです(プレミアムセットでは約25GB)。
今はパッケージで購入したゲームでも、修正用プログラムをダウンロードして保存することが少なくありません。また、ゲームの体験版をダウンロードして楽しむのにも、ある程度の容量が必要とされます。それを考えますと、8GBでは心もとないように思います(外付のハードディスクを使って容量を増やす方法もあるのですが)。
ゲームやリモコンが付く「Wii U マリオカート8セット」がおすすめ
ただ、そうはいってもデータ保存容量が大きくなるという部分で、5,000円も高いパッケージを買うのか、という気もします。
そこで、おすすめなのが「Wii U マリオカート8セット」です。こちらは、プレミアムセットの内容に加え、Wiiリモコンプラスやセンサーバー、さらにゲーム「マリオカート8」(ダウンロード版)が含まれています。それで価格は32,800円(税抜)と、プレミアムセットより税抜で3,000円弱ほど高いだけとなっています。
「Wii U マリオカート8セット」は昨年の年末に数量限定として登場したパッケージですが、本体カラーが「shiro」(白)のものは、現在でも店頭やネットで販売されていますので、普通に購入することが可能です。
黒のカラーは再びなくなることに
なお、今回のラインナップ変更で、Wii Uの本体カラーが「kuro」(黒)のパッケージは、再びなくなってしまうことになります。ただ、もしかすると今後、「Wii U マリオカート8セット」のような新しいパッケージが発表され、黒のカラーが復活するかもしれません。ただ、それがいつになるかは、今のところわかりません。
私が持っている本体は、2012年12月にWii Uが発売された時に購入した、黒のカラーのものなのですが、当時は黒も通常のラインナップだったように思います。でも、今は白色がメインで販売されています。黒もいいと思うんですけども。