2018年11月15日更新

ポイント

  • Wii U本体は、日本国内については既に生産終了となっています。
    • Wii Uの後継機として、2017年3月に「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が発売されています。
  • 現在は、新品については実在の店舗でもネットショップでもなかなか見ることができません。
  • Wii Uでしかできないゲームをプレイしたいということでない限り、これからWii Uを買うことはおすすめしません

Wii Uは既に生産終了

「Wii U」は、日本国内におきましては既に生産を終了しています。また、Wii U用のゲームにつきましても、日本国内では新作の発売予定はありません。

そのため、実店舗でWii Uの新品を見ることはほとんどなくなりました。ネットショップでもAmazonのような大手を除くと、取り扱いを終了しているところがほとんどです。

2017年3月には、Wii Uの後継機となりますゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が発売されました。Nintendo Switchの売れ行きが好調なため、販売の中心はこちらに移っています。

今なら「Nintendo Switch」の購入を検討しては

こうした現状なので、今からWii Uを購入するのはおすすめできません。代わりに後継機の「Nintendo Switch」の方を検討するのがいいのではと思います。Nintendo Switchは発売当初から品薄が話題になっていましたが、今年(2018年)に入って既に品薄は解消されています。

今、Wii Uを買うとなりますと、Wii Uでしか遊べないゲームをプレイしたい場合になるでしょうか。例えば、Wii U用でのみ販売されているゲームを楽しみたいというケースです。

また、ファミコンなど昔の家庭用ゲーム機のゲームが遊べます「バーチャルコンソール」というサービスで遊びたいといった場合もそうです。バーチャルコンソールは現在のところ、Nintendo Switchでは行われていません。

Switchで改めて発売されるWii U用ゲームも

なお、Wii U用として販売されていた任天堂のゲームが、Switch用として改めて発売されたり、その続編となるゲームが発売、あるいは発売予定となっているものがあります

例えば、「マリオカート8」や「ゼルダ無双」といったゲームは、追加要素を加えた上でNintendo Switch用として発売されました。また、「スプラトゥーン」はその続編「スプラトゥーン2」がNintendo Switchで登場しています。

こうしたゲームに引かれてWii Uの購入をお考えでしたら、Nintendo Switch用で同じゲームがないかを確認してみてください。

メーカー希望小売価格を大きく上回る価格に注意

さて、今の状況でWii Uを購入するとなりますと、注意する点の1つは購入価格になると思います。Wii Uは既に生産を終了しているためか、新品・中古に関わらずメーカー希望小売価格を大きく上回る価格に設定しているショップもあります。

Wii Uは通常のパッケージとして、2種類のセットが販売されていました。「Wii U プレミアムセット」と「Wii U ベーシックセット」です。それぞれのメーカー希望小売価格は、プレミアムセットが32,400円(税込)、ベーシックセットが27,000円(税込)でした。

各セットの違いは、本体保存メモリーの容量と一部のパッケージ内容です。本体保存メモリーは、プレミアムセットで32GB、ベーシックセットで8GBでした。また、ベーシックセットでは、充電スタンドや本体縦置きスタンドなどが同梱されていませんでした。

なお、ベーシックセットは2015年の春ごろに生産終了となり、その後はプレミアムセットのみが販売されていました。

ゲーム同梱のセットもあり

また、通常のセットとは別に、「スプラトゥーン」などのゲームを同梱した期間限定販売のセットもありました。セット内容には、そのゲームに関するアイテムも含まれていました。Wii U本体そのものについては色やデザインの違いといった程度で、性能は通常のものと変わりません。

ゲーム同梱のセットは、通常のセットよりも販売数がかなり少なくなるため、販売価格にはより注意が必要です。同梱されるゲームによってメーカー希望小売価格は異なりましたが、おおよそはWii U プレミアムセットにそのゲームの金額を加えたものより少し安い、といった程度でした。