2018年11月15日更新

ポイント

  • 裸眼で3D映像が楽しめます
  • ニンテンドーDSの特徴を引き継いだ上、全体的に高性能化しています
  • 本体同士やインターネットを使った通信機能も、より便利になっています

裸眼で3D映像が楽しめる

携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」は、前世代「ニンテンドーDS」のパワーアップ版といえます。2つの液晶画面、タッチペン入力、折りたたみができる本体といった特徴はそのまま引き継ぎ、さらに機能の追加や性能のアップがなされています

中でも最大の特徴は、裸眼で3D映像が楽しめることでしょう。メガネなどを使わなくても、奥行きのある映像を見ることができます。3D映像の対応は上画面のみで、なおかつゲームが3D映像に対応している必要がありますが、立体的な距離感や位置関係を感じながらプレイできます

画面や操作面などもDSより強化

また、他の部分でもニンテンドーDSより強化されています。

画面は、DSよりもきめ細かくなりました。また、上画面の大きさは10:6の比率になり、HDテレビに近くなっています。

操作の面では、十字キーに加え、アナログ入力が可能なスライドパッドが追加されました。また、「Newニンテンドー3DS」「Newニンテンドー3DS LL」「Newニンテンドー2DS LL」といった新しい本体になりますと、「Cスティック」「ZLボタン」「ZRボタン」がさらに追加され、据置機のコントローラーに近い操作が可能になっています。

本体には、Wiiリモコンにもありました、ジャイロセンサーやモーションセンサーが搭載されています。この機能に対応したゲームなら、本体を傾けると画面の中も傾く、といったこともできます。

そして、カメラも採用されています。外側にあるカメラに加え、自分の顔を写しやすい内側カメラもあります。外側にあるカメラは立体的に見える画像の撮影も可能で、そのまま3DS・2DS本体で、3D映像として見ることができます。

もちろん、性能もニンテンドーDSよりアップしています

通信機能もより便利に

ニンテンドー3DSシリーズでは、本体同士の通信や、インターネットを使った通信の面でも、ニンテンドーDSより便利になっています。本体の性能が上がったこともあり、より大人数でプレイできたり、複雑な機能にも対応するようになりました。

ニンテンドーDSにもありました「すれちがい通信」では、バッテリーの持続時間が長くなり、1日中すれちがい通信をしていても、バッテリーがそれほど減らなくなりました。また、最大12のゲームで同時にすれちがい通信が可能です。

また、Wi-Fiのセキュリティ機能も、さらに強固なものになってます